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【ドローン】DIPS2.0での事故報告手順 解説!

今回はDIPS2.0での事故報告の手順を解説しています。 安全に十分気をつけ、事故なく飛行させることが第一ですが万が一事故が起きた際には正しい手順で報告をして、航空法違反などならないように気を付けましょう。

【DIPS2.0での事故報告の手順】 https://www.ossportal.dips.mlit.go.jp…
【国土交通省 事故事例】 https://www.mlit.go.jp/common/0015851…

【動画の目次】
00:00 オープニング
00:35 事故とは
00:54 DIPS2.0-事故報告手順-
07:18 まとめ

ドローンの事故とは

まずドローンにおける事故とはどういったことなのかを説明します。

  • 無人航空機による人の死傷(重傷以上の場合)
  • 第三者の所有する物件の損壊
  • 航空機との衝突または接触

が挙げられます。

重大インシデント

事故に至らなくても事故が発生する恐れがあった重大インシデントは、

  • 無人航空機による人の負傷(軽傷の場合)
  • 無人航空機の制御が不能となった事態
  • 無人航空機が飛行中に発火した事態
  • 航空機との衝突または接触の恐れがあったと認めた時

が挙げられます。これらの事態が発生した時には国土交通省への報告が義務化されています。

事故発生時の対応

では実際に事故が発生した際の対応を確認しましょう。

①直ちに飛行を中止する。

事故が発生した後もドローンんが飛行を継続していたりプロペラが回転した状態のままだと二次被害を起こす危険もあるので直ちに飛行を中止し念の為バッテリーも外しておきましょう。墜落後まだプロペラが回っている状態で機体の電源ボタンを操作しようとしての事故が多く報告されています。

強制的に機体の動作を停止させる操作を事前に確認してきましょう。

②怪我人の救護

怪我人がいる場合には救護活動を行います。状況に応じて応急処置、救急への連絡をしましょう。

③消火活動

火災が発生している場合には消火活動を行います。普段から万が一に備えてリポバッテリーの火災に対応している小型の消火器等を用意しておくのもいいと思います。状況に応じて消防へ連絡します。

④救急、消防以外にも電線を切ってしまっていたら電力会社等への連絡も必要になります。

電線切断の報告の際には電柱番号を確認してから連絡するとスムーズです。

⑤国土交通省への報告

国土交通省への報告はDIPS2.0から行うことができます。

【DIPS2.0での事故報告の手順】 https://www.ossportal.dips.mlit.go.jp…

まとめ

安全飛行を心掛け事故を起こさないように飛行させることが前提ですが、万が一事故が起きてしまった際にはこれらのことを慌てずに確実に実行出来るように覚えておきましょう。

また国土交通省のHPには過去に報告された事故事例が紹介されているので確認してどういう事故が起こりやすいのかを把握しておくことで事故予防になると思います。

事故の報告をしなかったり虚偽の報告をした場合30万円以下の罰金が課せられます。

また、事故発生時に負傷者の救護など必要な措置を講じない場合2年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。

ドローンを飛行させる時には安全に十分に注意して飛行させ事故を起こさないことが一番ですが、万が一事故を起こしてしまったらきちんと報告をして再発防止に努めましょう。