【ドローン】空撮・調査・測量・FPVレース・運送 業務活用さまざま!
今回は、私がこれまで実際に役に立ったドローンの様々な業務活用について、経験てきた感想を中心に解説しています。
実務経験から得たリアルな情報をもとに、ドローン業界の可能性や課題についても話していますので、これからドローン業務に挑戦したい方や、興味がある方はご覧ください。
また、国家資格講習にご興味のある方はお気軽にお問い合わせのほか、無料体験会へ足をお運びください。
======== 【動画の目次】
00:00 オープニン
00:41 空撮業務
01:58 点検・測量業務
03:03 農薬散布
04:16 FPVドローン撮影
05:12 FPVドローンレース
06:07 国家資格講習
07:00 民間講習
07:48 運送
08:17 まとめ
空撮
・使用機体 主にDJI
空撮は単発依頼から定期の依頼、30分で終わるものから何日もかかるものまで様々です。包括申請でまかなえる場合もありますが、イベント撮影などは個別申請が必要になるので、早い段階で場所や飛行内容はかなり入念に確認をしています。
事前確認ではドローンフライトナビが便利です。内容にもよりますが、撮影した映像を見たときに見やすいようになめらかに撮影することを意識しています。
撮影データをそのままお渡しする場合もありますが、撮影の際は撮り始めと撮り終わりを気持ち長めに撮っておいたりしてあとで編集しやすいようにしたりしています。
点検、測量
・使用機体 主にDJI(マビック、マトリス)
住宅屋根の点検から広域な土地の測量など様々です。対象の大きさ、広さにより機体やカメラを変更します。
一般的な住宅程度であれば、準備片付け含めても数時間で終わることがほとんどですが、広域な土地の測量となるとバッテリーを入れ替えながら1日がかりになる事もあります。
建設現場の出来高撮影のような定期的な定点撮影の依頼も多いです。ドローンでの撮影は空から出来ますが離陸場所まで山道でドローンを運んだり体力勝負な事も多いです。
現場によっては専門の測量士の方と同行することもあります。
農薬散布
・使用機体 アグラスT20、AC101
時期は夏頃が多いです。農薬散布は散布時期がある程度決まっていて一年中散布するわけではありません。なのでシーズン前に飛行の練習は必ず行います。
一日で終わるものもありますが、広い圃場だと何週間単位で毎日農薬散布をすることもあります。基本的には風が弱く人通りの少ない早朝に行います。4時、5時とか、、農薬散布の朝は早いです。
機体にもよりますが、空撮機等と比べて圧倒的に重いです。農薬やバッテリーも重いです。
暑い時期に撒くことが多いので、農薬散布は割と体力勝負だと思っています。ただ、終わった後の達成感はすごいです。
FPVマイクロドローン撮影
・使用機体 自作機、自作機U99、アバター2
第三級陸上特殊無線技士免許が必要です。
屋内が多いです、屋内から屋外に出るシーンまで撮影する事もあります。現場によっては一時間程度で終わる事もあります。ワンカット撮影だと所要時間が短くて済むことが多いです。
DJIと違うところは、自作機はホバリングも自分で操縦しないといけないので少し難易度はあがると思いますが、細かい動作まで自分の思った通りに機体を操縦できて空間を自由自在に飛ぶ事ができるので撮影の幅も広がります。楽しいです。
FPVマイクロドローン撮影
使用機体 自作機、5インチ~U99、タイニー
・アマチュア無線技士4級以上
レースによって機体のレギュレーションは様々です。日本全国からレーサーが集まってFPVドローンレースを楽しみます。レースの練習は実機やシミュレーターで行います。
自作機を使用するので、練習やレース中、機体をぶつけて壊れたりしたときは自分ではんだ付けして直します。私はレースの時、緊張してスティックを持つ指が震えます。とっても楽しいです。練習あるのみ!頑張ります!
国家資格
講習機体 ファントム4、マビック3classic
審査員になるには一等、二等を取得し、審査員としての講習を受け国に登録が必要です。国家資格の実技講習試験で難しいのは、決められたルートを飛行させないといけないので操縦の他に目視の力も求められるのが手こずる一つのポイントかなと思います。
実技の他に、机上の飛行計画や口述の飛行点検など、普段行っていても試験となると抜かしてしまったりがあるので当日、講習は行いますが、日頃から日常点検などしっかり行って癖付けておく事が大切だと思います。
民間スクール
使用機体 ファントム4
- 日数2日間(学科講習込み)
- JMA一般社団法人日本マルチコプター協会
ドローンの基本操作をメインに実技講習を行います。学科では航空法やルールを勉強します。
民間ライセンスになるので、法的な効力はありません。包括申請代行まで行っています。はじめてドローンを操縦する方々がだんだん操縦に慣れて上手くなっていくのが嬉しいです。
民間スクール
運送業務に関して、わたしはまだやったことがなく未知の世界です。
ただ最近では何十キロも運べるドローンも出てきていてレベル3.5等も発足されて国はドローン運送活用にかなり期待をしているのかなという印象です。
航空法の壁はありますが、今後の活用に期待が高まります。楽しみです!
まとめ
ドローンの様々な使用方法を感想を交えてご紹介しました。
ドローンに興味を持つ方や始める方も多い中で、ドローンの活用が増えている!とはいっても、まだ普段街中でドローンが飛んでいるのをあまりみかけないなとは思います。
今、発展途中のドローンなのでパイロット一人一人が航空法やルールを守って安全に楽しく飛行させていけたらいいなと思います。