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【トイドローン】 手軽に楽しめる!!模型航空機について【100g未満】

今回は100g未満のドローン模型航空機について解説しています。 100g未満のドローンはトイドローンをはじめ、大人から子どもまで手軽に楽しめる物が多く、カメラ搭載のものなど比較的高性能な物もあり、初めてのドローンにもおすすめです。

手軽に飛ばしやすい模型航空機ですが、その中にも法律やルールがあります! 内容をしっかり確認して、安全に楽しくドローンを飛行させましょう!

======== 【動画の目次】
00:00 模型航空機について
00:30 ドローンの分類
00:50 無人航空機と模型航空機の規制内容
01:17 無人航空機から除かれるもの
01:44 重量
02:00 模型航空機に適用される法律
02:58 違反した場合 
03:17 その他条例・規則
03:36 模型航空機のメリット
04:11 模型航空機のデメリット

模型航空機について

  • 一般的に使用されているドローン(重量100g以上のもの)は無人航空機であり、その中の小型無人機等に分類されています。
  • 重量が100g未満のものは小型無人機等に分類され、さらにその中の模型航空機に分類されます。

無人航空機と模型航空機の規制内容

無人航空機

すべての飛行が航空法の規制対象航空法第132条(無人航空機)の規制対象

模型航空機

空港周辺や一定高度以上の飛行は航空法の規制対象となります。小型無人機等飛行禁止法の規制対象

無人航空機から除かれるもの

無人航空機から除かれるものとして、航空機の航行の安全並びに地上及び水上の人及び物件の安全が損なわれるおそれがないものとして、航空法しこうきそくにより、重量が100グラム未満のも のは無人航空機の対象からは除外されます。

重量

ここで、「重量」とは、無人航空機本体の重量及びバッテリーの重量の合計を指し ており、バッテリー以外の取り外し可能な付属品の重量は含まないものになります。

ここで注意点です。機体重量100g未満になります。

模型航空機にも適用される法律として

『航空法第134条の3』と「小型無人機等飛行禁止法」があります。
航空法第134条の3には、100g未満の重量のものを、空港等周辺で飛行させることや、高高度で飛行させることを「航空機の飛行に影響を及ぼすおそれのある行為」として、規制を受け、飛行の許可等が必要となる可能性があります。

小型無人機等飛行禁止法

「小型無人機等飛行禁止法」は「重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律」です国の重要施設、防衛関係施設、空港、等(空港の敷地・区域やその周辺おおむね300mの地域)の上空において、重さや大きさにかかわらず、小型無人機等を飛行させることが禁止されることとなりました。

小型無人機等飛行禁止法による空港周辺での小型無人機等の飛行禁止について

違反して飛行した場合には、警察官等による機器の退去命令や、飛行の妨害等の措置の対象となる場合があり、また、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられる場合があります。

この他にも、都道府県で定められている条例土地所有者、施設管理者による規則があります。100g未満のドローンでも飛行が禁止されている場所があるので、飛行の際は事前に確認を行いましょう。

100g未満ドローンのメリット

  • ドローン機体登録義務制度の対象外、機体登録が不要なのですぐに飛ばせます。
  • 価格が安くて購入しやすい
  • 家の中でも気軽に飛ばせる

100g未満ドローンのデメリット

外で飛ばすと風の影響を受けやすい

100g未満のドローンは機体重量が軽いため、風の影響を受けやすく、飛行姿勢をキープするのも難しいです。ホバリング機能や障害物回避機能もついていない物が多いので衝突や墜落のリスクもあります。風が強い日は戻って来れなくなる事もあるので注意が必要です。

飛行時間が短い

搭載できるバッテリーの容量が小さいため、2分~5分程度の飛行時間になります。予備のバッテリーの用意が必要です。

カメラ機能は物足りない

100g未満のトイドローンは撮影目的ではなく、飛ばすのを楽しむ為に作られているものが多いのでカメラ性能はあまり良くありません。

電気屋さん等ですぐ飛ばせると販売している100g未満のトイドローンでも、関わる法律があります。それ以外でも、ルールやマナーを守って、安全に楽しくドローンを飛行させて行きましょう