
【ドローン】トイドローン購入・飛行の注意点
今回は誰でも手軽に飛ばせる「トイドローン」について、購入する際や実際に飛行をする際の注意点を分かりやすく説明しています。
ネットや電気屋さんなど、気軽に購入できるトイドローンですが該当するルールや法律(電波法、道路交通法、小型無人機等飛行禁止法等)があります。
楽しく飛行をする為にも飛行する前に一度確認しましょう!
動画の目次
00:00 オープニング
00:58 トイドローン購入の際の注意点
02:47 手続き・飛行場所の確認1
03:37 小型無人機等飛行禁止法
03:56 手続き・飛行場所の確認2
04:44 道路交通法
05:16 カメラ使用時の注意
05:39 トイドローン飛行の際の注意点 屋内
07:23 トイドローン飛行の際の注意点 屋外
09:21 エンディング
トイドローンとは
『トイドローン』は一般的に100g未満のおもちゃのドローンのことを指します、航空法では模型航空機に分類されます
最近はショッピングセンターや折込広告やネット等様々なところで目にすることが増えました。
手軽に購入して飛行させることができるため、ドローンを飛ばしてみたいという方や、お子さまへのプレゼントとしても高い人気があります。
そんな気軽に手にしやすいトイドローンですが購入する際の注意点や、適用される航空法やルールがあります。
購入する際のポイント
技適マークが付いているか確認しましょう。
海外製品を購入する際は特に注意が必要です。
技適マークとは・・・
無線通信機器において、技術基準適合証明または技術基準適合認定、もしくはその両方を取得していることを示すものであり、総務省の規定によって定められています
このマークがないドローンを日本国内で飛行させることは、電波法に違反する行為となります。
飛行させなくても、電源を入れるだけで違反になる可能性があるため、必ず技適マークが付いたトイドローンを購入するようにしてください。
国内で販売されているものは技適マークがついたものがほとんどですが、海外やネットで購入する売場合はついていないものもあるので購入の際は注意が必要です。
手続き・飛行場所の確認
航空法では、100g以上のドローンは機体登録やリモートID機器の搭載が必要ですが、100g未満のトイドローンは基本的に不要です。
なので購入してから必要な手続きなどはなく直ぐに飛行をすることが出来ます。ただし、100g未満のトイドローンでも、飛行が禁止されている場所があります。
国の重要施設や空港、原子力事業所などの周辺300m以内や、緊急用務空域です。
また、公共の場所で飛ばす場合は、事前に管理者への確認が必要です。
場所によってはトイドローンを含むすべてのドローンの飛行が禁止されている場合もあります。公園や史跡、文化財周辺など、条例で飛行が禁止されている場所もあるので、予め確認をしましょう。
道路交通法
道路交通法や電波法にも注意が必要です。
道路交通法とは・・・
道路上での危険を防ぎ、交通の安全とスムーズな流れを確保し、さらに道路交通による障害を防止することを目的とした法律です。
おもちゃドローン(トイドローン)であっても、道路上での離着陸など、通行を妨げる可能性がある行為は、道路交通法により禁止されています。
カメラ使用時の注意
プライバシー侵害や肖像権侵害に配慮しましょう。
空撮する際は、映り込むものが不特定多数の人やプライベートな場所にならないように注意が必要です。
周囲の状況の確認
ここからは実際に飛行させる際の機体の注意点です。
屋外で飛ばす場合、トイドローンは機体が軽いので、天候や風の影響を受けやすいです。できるだけ風がない時に飛行させましょう。
ドローンが風に負けて操縦が効かなくなり、紛失してしまう可能性もあるので注意が必要です。
人や建物、電線などにぶつからないように注意して飛行させましょう。
飛行
プロペラガードを装着し、壁や家具、人にぶつからないよう、周囲の安全に配慮して飛行させましょう。
機体が小さくてもプロペラ、モーター部分に髪の毛が絡まって取れなくなってしまうこともあるので注意してください。
スロットル操作に慣れないうちは、急激な操作を避け、ゆっくりと操作しましょう。
その他
トイドローンはバッテリーの容量が小さいため、飛行時間が短い傾向があります。
バッテリー残量が足りずに墜落や、遠くに飛ばして帰ってこれずに紛失なんてことが無いよう、目視の範囲内で飛行を行うのが良いです。
予備バッテリーを用意しておくと安心です。
