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【ドローン】事故と重大インシデントについて

今回は無人航空機の事故と重大インシデントについて解説しています。

事故と重大インシデントについては技能証明の実地試験の科目の一つにもなっている大切な知識です。

しっかりと把握し万が一これらに該当する事態になってしまったらきちんと報告をしましょう。

【DIPS2.0での事故報告手順 解説!】
   • 【ドローン】DIPS2.0での事故報告手順 解説!  

動画の目次

00:00 オープニング
00:44 事故とは
00:58 重大インシデントとは
01:27 国土交通省への報告義務
02:02 事故・重大インシデントの発生件数
02:37 制御不能に該当しなかった例
04:48 墜落した場合
05:47 まとめ
06:09 エンディング

事故とは

  • 無人航空機による人の死傷(重傷以上の場合)
  • 第三者の所有する物件の損壊
  • 航空機との衝突または接触

重大インシデントとは

  • 無人航空機による人の負傷(軽傷の場合)
  • 無人航空機の制御が不能となった事態
  • 無人航空機が飛行中に発火した事態
  • 航空機との衝突または接触のおそれがあったと認めた時

これらは無人航空機のパイロットの大事な基礎知識の一つです。

国土交通省への報告義務

事故や重大インシデントが発生した場合、無人航空機を飛行させたものは直ちに飛行を中止し、負傷者の救護を行うと共に、発生した事故の詳細を国土交通大臣へ速やかに報告しなければなりません。

報告にはDIPS2.0の「事故等報告機能」を使用します。

報告の手順は過去に動画で解説しています。参考にしてください。

事故・重大インシデント等の発生件数

令和5年度の発生件数です。

事故→65件
重大インシデント→21件
非該当事案→361件

です。

無人航空機の制御が不能となった事態に該当しなかった例

重大インシデントに該当するものとして報告された中で「無人航空機の制御が不能となった事態」に該当しなかった例を紹介します。

操縦ミス

単純な操作の誤り(飛行経路の設定ミス、目測誤り等)によって墜落した事案については、「無人航空機の制御が不能となった事態」には該当しません。

フェールセーフ機能の確認不足

自動帰還機能が作動し、帰還中に樹木に衝突して墜落する事案が頻発しています。この場合、自動帰還機能は正常に動作しているものの、

その想定される帰還経路及び、帰還時の高度設定を飛行前に確認することで十分に事案を回避可能であったと思われる場合、「無人航空機の制御が不能となった事態」には該当しないと考えられます。

飛行前の機体点検不足

バッテリーやプロペラが確実に装着できていない、機体に搭載されている各種センサー等のキャリブレーションが行われていない、経年劣化したバッテリーを使用している、といった点検が不十分な状態で飛行を開始したことにより機体が制御不能となり、墜落する事案が頻発しています。

このように、原因が飛行前点検が不十分であったことが明確である場合、「無人航空機の制御が不能となった事態」には該当しないと考えられます。

連続して複数回飛行させる場合においても、毎回、確実な飛行前点検を行いましょう。

これらの「無人航空機の制御が不能となった事態」に該当しない場合でも「人の負傷」「飛行中の発火」「航空機との衝突や接触のおそれがあったと認められる事態」が発生した場合は重大インシデントに分類されるので注意が必要です。

無人航空機が墜落した場合

回転しているプロペラには絶対に手を出さない

墜落後プロペラが回転を続けている中で機体の電源ボタンを操作しようとして怪我をするケースが多いです。

自分の機体の緊急停止手順を日頃から確認して万が一の時に即座に対処できるようにしましょう。

不用意に近づかずまずは安全を確認すること

無人航空機の多くに使われているリチウムポリマーバッテリーは落下など強い衝撃を受けると発火する危険性があります。

衝撃が加わった直後は異常がなくても時間をおいて発火する恐れがあります。

触れる前にバッテリーが膨張していないかなど、必ず状態を確認してください。

まとめ

事故や重大インシデントを起こさないことが一番ですが操縦者の知識としてしっかりと把握して、万が一の時には適切な処置と報告をして被害の拡大を防ぎ再発防止に繋げられるようにしてきましょう。