
【ドローン】レベル3.5飛行について佐々木先生に聞いてみた!
今回のテーマは、「レベル3.5飛行」についてです。
2023年12月に新設されたレベル3.5飛行ですが、2025年10月にはDIDでの飛行が追加されたりますます産業での利用が進もうとしています。
バウンダリ行政書士法人の佐々木先生に申請の手順や注意点まで聞いてきました。
動画の目次
00:00 オープニング
00:39 レベル3.5とは?
02:45 レベル3.5飛行のためにすること-操縦者資格-
03:29 レベル3.5飛行のためにすること-訓練-
05:36 レベル3.5飛行のためにすること-訓練-
09:19 許可取得までの期間
11:53 よくある不備
13:12 やっておいた方が良いこと
14:17 レベル3.5飛行での業務とは?
15:43 エンディング
ドローンのレベル3.5飛行について
1. レベル3.5飛行とは?
レベル3.5飛行は、補助者なし、目視外で自動でドローンを飛行させることを指します [00:50]。ただし、第三者の上空は飛行できないという点が重要です [01:01]。
- レベル3との違い: レベル3では不可能だった、移動中の車両(車や電車など)の上空を飛行できるようになりました [01:45]。ただし、オープンカー、自転車、バイク、人が乗っている船など、人がむき出しになっている乗り物の上空は飛行できません [02:04]。
- レベル4との違い: レベル4は第三者の上空を飛行できるのに対し、レベル3.5は飛行できません [01:06]。
2. 最低限必要な条件
A. 操縦者(オペレーター)の条件
- 国家資格の保持: 二等以上の技能証明が必要 [03:09]。
- 限定解除: 基本技能に加え、目視外飛行の限定解除が必要 [03:13]。
- 追加の訓練: 通常の包括申請に必要な10時間とは別に、遠隔での異常状態の把握や適切な判断・操作を訓練するための10時間以上の座学・実技訓練が必要 [03:35]。
B. 機体の条件
- メーカーの資料: 申請時点で、メーカーからレベル3.5飛行のための資料提供がある機体である必要があります [05:41]。メーカーの協力なしでは難しいとされています [06:35]。
- 補助者の代替: 飛行経路や気象を遠隔で把握するためのアプリなど、補助者の代わりとなる様々なものを組み合わせて使用する必要があります [06:49]。
C. カメラ性能
- 経路上の歩行者や車両の確認ができれば良く、高性能なズーム機能などは必須とされていません [07:46]。
D. 型式認証
- レベル3.5飛行は、レベル4飛行と異なり、型式認証(機体認証)を取得していない機体でも可能です [08:33]。メーカーが提供する資料があることが条件です [09:09]。
- 損害賠償保険の加入も必須です [12:01]。
3. 申請の流れと期間
- 事前調整: 国土交通省との事前調整が必要 [09:53]。
- 宣言書の提出: 運行方法などを記載した「宣言書」を提出し、OKをもらう [10:04]。
- DIPSで申請: 事前調整の確認が発行された後、DIPS(ドローン情報基盤システム)で申請 [10:09]。
4. 業務での活用例
レベル3.5飛行は、以下のような業務で実際に活用されています [14:17]。
- 災害発生時の被災状況の確認や初動対応 [14:24]
- 広範囲な土地での監視・巡視 [14:41]
- 生態の確認や通学路の確認 [14:50]
- 物資輸送 [15:05]
- スピーカーを搭載した避難誘導 [15:15]
